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ふくろうとねこ

Author:ふくろうとねこ
梟と猫

2012年はCAFEからの暖かいスタートで風をきっていきます。
『Salon de 梟と猫 at ファブカフェ!』



2011年春にUKより、JAZZMANレーベルオーナーであるJAZZMAN GERALDと、ロンドン出身のDJ&JAZZ DANCERのLINCOLN WOODを招聘。2011年秋、UKよりDJ KEB DARGEの7度目となる来札の夜を開催致しました。

■JAZZMAN GERALD JAPAN TOUR 2011 in SAPPORO
2011/5/2 PLASTIC THEATER

■KEB DARGE JAPAN TOUR 2011 in SAPPORO
2011/9/24 PLASTIC THEATER

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ケブ・ダージ×ノーザンソウル text by ISHIDA2011-08-03(Wed)

梟と猫ブログに新コーナー発足☆
札幌公演を共催するGimme Some Lovin`!メンバーによる、リレーコラム。
第一回目の今夜ご紹介させていただくのはコチラの1曲。
お楽しみ下さい。




***************************************************
J J Barnes-Please Let Me In

003.jpg


ケブ・ダージ来札で、まず真っ先に思い出すのは
いつでも初来札の時のことだ。
札幌市外の高校に通う学生だった自分は、
本当に悔やまれるが、どうしてもタイミングが合わず、
その場を体験することができなかった。
現場にいた人たちの談は、10年以上たった今でも話題に上る
そうとうな夜であった、らしい。

そもそもケブ・ダージはイギリス北部で
70年代に異常な熱狂を持って支えられたノーザンソウルシーンを
出自として現在に至るキャリアをスタートさせている。

以下ご存知の方にはお馴染みの話だが、
ノーザンソウルは、ソウルミュージックの分類方法で言うと
デトロイト、シカゴに代表されるアメリカ北部の都市で
活動していたミュージシャン、レコード会社(到底会社とは呼べないマイナーな物も多数)
により発表されたレコードがその代表となる。

イギリスのノーザンソウルとは、その分類方法による呼称ではなく、
文字通り「北の魂」を指す。
60年代半ばにイギリスのほぼ全土で隆盛を極めた
モッズブームはアメリカ産のブラックミュージックを
彼の土地の若者たちに紹介し、根付かせる役割を果たすことになる。

ポップカルチャーのブームというものは、
どの時代においても言えることだが、
必ず終わりを迎えるものである。

ロンドン(イギリス南部)は今も昔も基本的に
ポップカルチャーの発信都市として新しい音楽、ミュージシャンを
生み出している。

それに対してロック好きの人には馴染み深いマンチェスターに代表される
イギリス北部の都市で単純労働に就く若者たちは
そんなブームに流されることなく、自分達の魂を注ぎこむシーンを作り上げていった。
とにかく、毎週末にソウルミュージックで晩から朝まで踊り倒すのである。

DJはダンスするために集まるお客のため、
また、自らのアイデンティティとして、
まだ世に知られていないが、素晴らしい内容を持つ未知のレコードを
アメリカまでディグしに行くようになる。

今回、紹介する一曲、J J Barnes-Please Let Me In はまさにそんな中で発見された曲だ。
ニューオリーンズのジャンク屋で見つけ出されたこのレコードはイギリスに持ち帰られ、瞬く間にシーンに広まった。

ぐっと抑えられた高揚感が支配する素晴らしいパフォーマンスは
ダンス熱を大いに盛り上げてくれる。

昔のケブ・ダージのインタビューの中で
好きな曲を挙げてという、話で紹介された一曲でもある。

確かこんな覚書が付いていた。

「5ポンド位の安いレコードだけど、素晴らしい!デトロイトスタッフ!!」

その通りである。
基本にして至高の一曲。
僕がノーザンソウルにハマっていくきっかけを紹介してくれたのだ。

文/ISHIDA(Gimme Some Lovin'!!)









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